新人類と呼ばれた世代がそのまま大人になりました。

「1961年から1970年生まれ」の「一風変わった若者 = 新人類」である私がそのまま「一風変わった大人」になって日々感じること、考えていることを何の脈絡もなく書き綴ります。よかったら読んでください。

久しぶりの稽古

毎週土曜日、午前6時半から7時半まで心技館で剣道の稽古をしています。私が心技館に入会させてもらってから約10年が経ちました。

 

剣道をしている大人の人は子どもの頃からずっと続けてきたか、もしくは子どもの頃に習っていて大人になってから再開した方がほとんどです。

 

私の場合は34歳から剣道を始めました。

 

なぜかというと、子どもに影響を受けたからです。娘が小学一年生のときに近所の警察署の剣道教室に入れていただきました。

時々その様子を見に行っていて自分もやってみたくなったんです。

警察署の先生に大人からでも教えてもらえますかって尋ねたら二つ返事でOKをいただきました。

 

ところがです…。

 

あまくはなかった。

 

足の裏の皮はズルズルにめくれるし、手も豆が潰れて大変なことになる。防具をつけ始めたのがちょうど夏の暑い時期。胴垂だけでも暑いのに面と甲手をつけるとそれだけで汗がダラダラ…。

それで稽古をするんですから、体力云々ではなく根性です。身体が動かなくても声を出せば何とかなる。すごい世界だと思いました。

 

大人になってから剣道を始める人が少ないとよくいわれます。でもそうではないのかも知れません。始めてみても続かないんです。お稽古事ですから理不尽なこともあります。すべてを含めて剣道です。

 

幸いなことに私は18年間続けてくることができました。昨年は岸和田市の剣道功労賞もいただき、さらには五段にも合格できました。ひとえに周りの人に支えられているおかげだと本当に有難いことだと思っています。

 

そして、私には恩師が2人います。

剣道との出会いを作ってくれたH先生

剣道の楽しさを教えてくれたA先生です。

 

それと、忘れてはいけないのは私が稽古をさぼらずに続けてくることができた大きな理由は娘のおかげです。娘が稽古に行くのに親の私が「しんどいから休むわ」なんて言えませんでした。いわゆる、親としての意地でした。