新人類と呼ばれた世代がそのまま大人になりました。

「1961年から1970年生まれ」の「一風変わった若者 = 新人類」である私がそのまま「一風変わった大人」になって日々感じること、考えていることを何の脈絡もなく書き綴ります。よかったら読んでください。

キャッシュレス消費者還元その2

このまえキャッシュレス消費者還元のことについて書きました。でもまだまだ言いたいことは沢山あります。

というより、毎日のように想定外のトラブルが発生します。

 

今日は皆さんが知らないと思われること、注意した方がよいことを書き上げてみたいと思います。

 

・消費者還元の赤いポスターが店頭に掲示されていることを確認して利用しましょう。

→この制度はカード会社のキャンペーンなどではなく、国の政策であるためカード会社にも責任はありません。あくまで利用する側の自己責任となります。

 

・カード発行会社によって還元する上限額が決まっています。大手クレジット会社の場合は月15,000円を上限に設定していることが多いです。

→50万円の買い物をすると還元額は5%を掛けて25,000戻ってくると期待しますが、上限額までになります。

 

・そのポスターに自分が使うキャッシュレス手段が対象になっているかマークが載っているので必ず確認しましょう。

→還元対象店舗には赤いポスターが貼っていますが、すべての支払い手段が対象となっているお店はほとんどありません。

 

JCBのマークがあっても楽天カードやイオン、セゾンなどのカードにJCBのマークがついているものは対象外になります。

→この説明はあまりに複雑なので割愛させていただきます。

 

・Visaのマークがある場合も複雑です。三井住友系VisaなのかDC系のVisaなのか又はどちらも対象なのかはポスターからは判断できません。

→この説明についても割愛させていただきます。

 

・カード発行会社によって、還元対象カードを個人専用カードのみに限定している場合があります。法人カードは対象外になっていることが多いので確認が必要です。

 

・消費増税対策の政策なので、外国で発行されたカード(中国の銀嶺)は対象外になります。

 

・同じキャッシュレスでも今回の政策の対象となるのは容易にリチャージできる決済手段となっています。よってiTunesカードやギフトカードなどは対象外になります。

 

・コンビニの場合、ほとんどのお店で支払い時に2%割引きしてくれます。あとから確認する方法はありません。

 

・基本的な還元率は5%ですが、チェーン店やガソリンスタンドなどは2%還元になっています。

 

・今回の政策は大企業などは制度対象外となっていますので百貨店や大手家電専門店で還元を受けることはできません。一方、参加資格のあるお店であっても登録するのに体力をかける必要はないと判断しているお店もあります。

 

まえにも書いたかも知れませんが、こんなにお粗末な政策は他に例を見ません。キャッシュレスといったシステム産業において、なんのテストも実施せずにスタートするなんて有り得ないことです。

そのつけが今ポロポロと出始めてきました。果たして来年6月末の最終日まで沈まずに泳ぎ続けることができるのでしょうか。

まるでタイタニック号にのっている気分です。